今朝、クリクラの水が切れちゃって、水道水でお湯を沸かしてコーヒーを淹れたんだけど、これがまぁ、驚くほどまずかったのです…。
いつものコーヒーなのに、味が全然違う。
やっぱり「水」ってコーヒーの味に大きく影響するんだと思いました。
さて、ここで改めて「コーヒーの美味しい淹れ方」を見直してみることにしました。
水や道具にちょっと気を使うだけで、ぐんと美味しくなりますよね。
1. コーヒー豆を選ぶ
- 焙煎度を決める
焙煎の具合によってコーヒーの味は大きく変わります。浅煎りだと酸味が強く、深煎りだと苦味が強くなります。 - 新鮮な豆を使う
新鮮な豆を使用することが非常に重要です。焙煎後2週間以内のものが理想的です。
2. 豆を挽く
- グラインダーを使う
豆は抽出直前に挽きましょう。豆を挽いた瞬間から風味が失われていくためです。 - 挽き目の調整
ドリップの場合、中挽き(塩の粒程度)が一般的です。挽き目が粗すぎると薄く、細かすぎると苦くなりがちです。↓我が家はこんな感じの手挽きを30年以上使っています。
3. お湯の温度
- お湯の温度を正確に
コーヒーのお湯は90~96℃がベストです。沸騰したお湯を一度少し冷ますとちょうど良い温度になります。
4. ドリッパーとフィルターの準備
- ドリッパーの種類
プラスチック、陶器、金属など、さまざまな素材のドリッパーがありますが、陶器や金属製が保温性に優れています。 - フィルターを湯通しする
紙フィルターを使う場合は、ドリッパーにセットした後、軽くお湯をかけて湯通しします。これで紙のにおいが取れ、カップも温まります。
5. コーヒー粉の分量
- 目安の分量
一杯(約150ml)につき、コーヒー粉10~12gが適量です。計量スプーンやキッチンスケールを使って正確に測ります。
6. 蒸らし
- 蒸らしのプロセス
挽いたコーヒー粉に、少量のお湯(豆全体が濡れる程度)を注ぎ、30秒ほど蒸らします。
7. 抽出
- 少しずつお湯を注ぐ
まず中心にお湯をゆっくりと注ぎ、そこから「の」の字を描くように全体にお湯を広げていきます。注ぐスピードは均一に保ち、湯量がフィルターに溜まりすぎないようにします。 - 抽出時間
3分前後で抽出を完了するのが理想です。時間がかかりすぎると苦味が強くなり、早すぎると薄くなります。
8. サーバーに落とす
- 一度攪拌する
抽出したコーヒーが均一になるように、一度サーバーを軽く回して攪拌します。これで全体の味が整います。
9. サーブ
コーヒーをより美味しくするポイント
- 新鮮な豆を使うこと
新鮮さが一番の鍵です。使う前に密封容器で保存し、光や湿気を避けます。 - 水にもこだわる
軟水が理想的です。 - 器具の清潔さを保つ
抽出器具が汚れていると、風味に雑味が出ます。毎回しっかり洗浄します。コーヒーの味を左右する重要な器具、ドリッパーについて、おすすめの種類をいくつか紹介します。それぞれに特長があり、淹れるコーヒーの風味も変わってくるので、自分の好みに合うものを見つけます。
1. ハリオ V60 ドリッパー
- 特徴: 円錐形で、内部には螺旋状のリブが入っているのが特長。お湯の流れをコントロールしやすく、注ぐスピードによって味を調整できます。
- 素材: プラスチック、陶器、ガラス、金属の4種類があり、保温性やデザインに応じて選ぶことができます。
- おすすめポイント: 初心者からプロまで愛用している定番ドリッパーで、シンプルなデザインですが、自分好みのコーヒーを追求しやすいのが魅力です。
2. カリタ ウェーブドリッパー
- 特徴: 底面が平らで3つの穴が空いており、ペーパーフィルターも波型。お湯の流れが均一になり、安定した抽出ができるのが特徴です。
- 素材: ステンレス、ガラス、セラミックなどがあり、どれも保温性に優れています。
- おすすめポイント: コーヒーの抽出が安定しやすく、注ぎ方にあまりテクニックが必要ないため、手軽に美味しいコーヒーを淹れられます。初心者にもおすすめ。
3. メリタ 1つ穴ドリッパー
- 特徴: 底面に1つの大きな穴があり、抽出スピードが遅くなるため、味わい深いコーヒーが淹れられます。
- 素材: プラスチックやセラミックが多く、使いやすいデザイン。
- おすすめポイント: お湯を注ぐ量やスピードに関わらず、ある程度均一な抽出が可能なため、コーヒーに慣れていない方でも安定した味を楽しむことができます。
4. ケメックス ドリッパー
- 特徴: コーヒーサーバーとドリッパーが一体となった美しいガラス製のデザインが特長。専用の厚手フィルターを使うことで、油分が少ないクリアな味わいになります。
- おすすめポイント: デザイン性が高く、インテリアとしても楽しめます。おしゃれなコーヒータイムを演出したい方におすすめです。
5. ゴールドフィルタードリッパー(金属フィルター)
- 特徴: 金属製のフィルターを使うため、紙フィルターを必要としません。コーヒーオイルを多く抽出できるので、風味が濃厚です。
- おすすめポイント: コーヒーの持つオイルをしっかりと抽出し、コクのある味わいを楽しめます。紙フィルターの手間を省きたい方にもぴったり。
6. エアロプレス(AeroPress)
コーヒーの80%は水!水が命
今回、水道水で失敗して痛感したけど、やっぱり水って大事!
次回からは浄水やミネラルウォーターを使って、温度や分量にも気を付けてみるつもりです。
日常の一杯を美味しくするだけで、ちょっとした幸せを感じられる。
これからも、コーヒータイムをもっと楽しめるように工夫していきたいと思います。